在宅勤務があっというまにトレンドになって約1年。
会社に行くのが好きだった人はもちろん、最初は「家にいられて最高!」だった人でも、オンオフの境界線がつかない生活やリアルなコミュニケーションの減少でしらないうちにストレスをためやすくなっているのではないでしょうか。
「集中できない」
「ワンルームはきつい」
「メリハリがなくて睡眠不足・・・」
「肩こり腰痛がすごい」
という声をまわりでもほんとうによく聞きます。
私ももともとオフィスが大好きだったので最初はかなり、うつ状態&仕事がはかどらなくなってしまいました。
リアルな顔が見えない分直接的に感じる「文章」でのコミュニケーションや、自分の部屋に会社の人の顔が映し出されてしまうオンラインMTGで心が疲れてしまって、ネガティブでイライラしている本当に嫌な人間になり、重度のHSPということもあってさらに悪循環・・・
そこで、きちんとメンタルケアの相談に行き、関連書籍を読み、テレワークを楽しんでいる人たちからアドバイスをもらったりしながら数か月かけて実践&工夫をした結果、今はほんとうに、快適にテレワークを楽しんでいます。
この記事では
の私が小さなワンルームでもお金をあまりかけずに快適にテレワークできるようになった部屋づくりのこつや、本当に買ってよかったアイテムを紹介したいと思います。
同じ境遇の人に、少しでも参考になるとうれしいです。
【予算5万円】仕事環境をととのえる
本当ならくつろぎの場所であるじぶんの部屋で、「仕事のやる気がでる」なんて無理というもの。仕事が好き!という人も、戦闘モードになれるオフィスがあってこその人も多いですよね。
そこでまずは、とにかく仕事をしたくなってしまうような環境づくりをするのがポイント。
デスクトップモニター おすすめ度★★★★★

ノートPCだけで仕事をしている人は絶対買うべきNo.1。
もう一画面増えるだけで世界が変わります。
複数ウィンドウを開いいたままの作業ができて仕事の効率が爆上がりするのはもちろん、ZoomなどオンラインMTGが主流の今、上司の顔がゴリゴリに映し出されたMTG画面で画面が占拠されがちなので、同時に作業できるスペースがあることはかなりのメリットになります。
さらに、目線の位置にメインモニターがあることで首のヘルニアや肩こり、血行不良(肌にも影響します!)を引き起こすうつむいた姿勢も改善。
キーボードとの距離もとれるので目の負担も軽減できます。
「ただでさえ部屋がせまいのにそんな場所はないよ・・・」
という人も、スタンドの面積がせまいものを選べば以外とどこでも置けてしまったりするので本当に、おすすめです。
自分のPCにつないでAmazon Primeを楽しんだり、ゲーム好きならゲーム用モニターとしても使ったりできることを考えるとここまでコスパの良いテレワークアイテムはないのではと思っています。
私は同僚のモニターおたくや色々な家電量販店のスタッフさんに相談して、LG社の2020年モデルモニター、24BL650C-Bを選びました。
出たばかりの時に買いましたが、今はAmazonでも★4.3/レビュー437件と人気のモデルです。
色々なモニターを試させてもらいましたが、ビジネス&プライベート両方快適に使える良クオリティと価格のバランスが一番だったのと、デスクを買い替えなくても使えるカスタマイズ性の高さがそろっていたのでこちらに決めました。

LG モニター 24BL650C-Bのお気に入りポイント
- 快適かつスタンダードな23.8インチ FHD(1920×1080)
- PC画面もゲーム画面も比率を崩さず、にじみやレスポンス遅延がない
- 2020年モデルなのでクオリティと価格のバランスが素晴らしく良い
- 反射防止&指紋がつきにくいスムースな表面
- 高さ調整・画面タテヨコ回転可能
- HDMI入力・USB TypeC入力両方対応
- ブルーライト低減モードで目にやさしい
- 土台がしっかりしているのでがたつかない
- よくある3ピンでなく通常の2股コンセント対応



会社では数年前に出た6万円近くの別メーカーのものを使用していますが、こちらの方が圧倒的に高品質と感じています。
裏面にコードをまとめるパーツがついているのと、USB Type-Cなら電源⇒モニター⇒PCとそのまま充電できてしまうので、コードがすっきりするのが地味にうれしい。
細かなデザインチェックや資料作成、動画視聴、RPGやアクションゲームのやりこみどれもストレスなくきれいで快適です。(仕事用PCは4Kですが、まったく問題なく変換できています)
4Kモニターも検討したのですが、せっかく4Kを買うなら大型を購入して動画やPS5の画質を全力で楽しみたい&モニターはPC作業に使うとなるとむしろ23.8インチが限界(視界的に)なので4Kの利をあまり生かせない&現状やはり高い!ので、こちらを選んでいます。
ゲーミングチェア おすすめ度★★★★★

早々にテレワークが導入された会社のメンバー、ほぼ全員使ってます。
オンラインMTGの最初の会話が、「あ、その椅子おそろですね!」「色違いですね!」になるくらいの勢いです。
ゲーミングチェアって、ゲームをしない人には「一生縁がない」と思われるかもしれませんが、
という人にはかなりおすすめ。
というのも、長時間同じ姿勢で集中して座ることを前提に人間工学に基づいたありとあらゆる工夫がされていることが多く、さらに個人で趣味使用のために生産されているので価格もお手頃。
私はハードワーカー&ゲーマーが多い同僚たちの自宅での利用率がかなり高く、全世界でユーザーの多いGTRACING JAPAN社の人気モデルを使用しています。
オフィスでは10万円近くするチェアを使用していましたが、自宅利用としては正直こちらの方がかなり快適&疲れません。

GTRACING GTXMANゲーミングチェア お気に入りポイント
- 1万円台で購入できる圧倒的コスパ
- 360度回転・キャスター付きでフレキシブル
- 170度の無段階リクライニング・高さ調整機能付き
- 頭までフルで預けられる頼もしい背もたれ
- 取り外し、位置調整可能な首&腰クッション付き
- 角度調整可能なロッキングチェア機能付き

私はインテリアになじみやすい白を使っています。肌に触れやすい部分は黒なので、白でも汚れにくいです。
ゲーミングチェアってごつい、派手、無駄に高いというイメージがある人も少なくないようですが、個人で快適な長時間作業用の椅子が欲しい(しかもリーズナブルに)というときには最高のチョイスだと思います。
特にリクライニング機能がお気に入りです。思い切り倒して、プチお昼寝が最高に幸せ。
高さ調整ができるので、机を買い替えなくても快適なポジションで使うことができます。
組み立て式ですが、説明書をきちんと読めば女性でも、コンパクトなスペースでも組み立てやすいです。
【今の椅子を使いたい人は】エアウィーヴ クッション おすすめ度★★★★☆

新国立劇場でも客席に座布団として導入されたことで話題のエアウィーヴクッション(座布団)。
今使っている椅子はそのままに、座り心地をランクアップさせたいという人にはぴったりです。
税込1万円以下でエアウィーヴを生活に取り入れられるのはすごくうれしい。
洗える&通気性のよいメッシュカバーつきなので夏でもガンガン使えるし、背あてとしてもOK。
私は元々使っていて、今は上記のゲーミングチェアに+αで座布団として使っています。
人をダメにする気持ちよさ重視のクッション系と違い、徹底的に疲れにくさに特化しているので、座ってみたときの感動はあまりないかもしれません。
ただ、これが1,2時間座ったときに明らかな違いが出てきます。
固くも柔らかくもないほどよい座り心地と体重の分散効果で、お尻の痛みや体の疲れがかなり軽減されます。
30日お試しOKを実施しているので、まず試してみるのもいいと思います。
お尻も背もたれもカバーしたいという人にはこちらもおすすめです。

ウェブカメラ おすすめ度★★★★★

ノートPC内蔵カメラって、すごい顔面偏差値さがりませんか・・・?ミーティングのたびに納得のいかない顔が映るのはあまりテンションの上がるものではないですよね。
そこで私は、ウェブカメラを購入してデスクトップモニターにはさんで使っているのですが、つけてすぐ映りがいいのでMTGのストレスが激減してものすごく快適になりました。
オンライン飲み会でも、「そのカメラいいな~」「肌すごくきれい」と言われるようになりました。
そんな人(私もそうでした)にはもう全力でおすすめです。
私は口コミを調べまくって購入したLogicoolの人気モデルC920を使用しています。

ロジクール ウェブカメラ C920 お気に入りポイント
- フルHDの画質+専用アプリ「Logicool Capture」で自由に明度彩度の調整が可能
- メジャーなオンラインMTGツールに幅広く対応
- ドライバなどのインストールいらずですぐ使える
- 両サイドにマイク搭載でクリアな音声キャプチャ
- モニターにはさめるのでスタンドを買わなくてもいい&スペースいらず
- もちろんスタンドでも使える




最初接続したときは正直、フルHDt「思ったよりクリアじゃない?」と思ったのですが、このカメラの強いところは専用アプリ。自然光、電気の光の下などシチュエーションにあわせて画質を調整して保存しておけるので、いつでもベストな画質でカメラONに臨むことができます。
細部まで映しすぎないほどよい鮮明さで肌が綺麗に見える&眉毛とリップだけでカメラ映えできるのがすごく気に入っています。
ネットを見ていると2,000円、3,000円台のお安い中華系ブランドのカメラもありますが、ウェブカメラは安物買いの銭失いになりがちなアイテム。
ロジクールC920はかなりのコスパだと感じているので、「とにかくなんでも映ればいい」ではなく、カメラONを楽しみながら仕事やオンライン飲み会をやりたい、長く使いたいという人にはとてもおすすめです。
【全部プチプラ】お部屋の快適度をアップ
家にいる時間が長い分、「家が大好き!」と思えるような空間づくりが大切。
とはいえ、ただでさえストレスフルな今、引っ越しや模様替えなど面倒でお金がかかることはなるべくしたくないですよね。
なので、まずは身近なところから
を心だけるだけでも、だいぶ変わっています。
仕事が終わったら仕事ツールを見えなくする
これ、地味に大事です。
仕事のノートやPC、目に入ると色々思い出してしまったりしませんか?
テレワークで色々と仕事道具を持ち帰っている人は収納が足りないという悩みも出てきますよね。
私は蓋つきのバスケット(色々使いましたがアイリスオーヤマのものがコスパも色展開も個人的ベスト)をデスク下において、仕事が終わったら全部ガンガン放り込んでしまいます。

足元だと以外とじゃまにならずに、深引き出し2つ分くらいの収納が作れます。
簡単に持ち運べるし、いらなくなったら処分も楽。
高さのあるモノ用に、蓋なしも使っています。(てきとうな布で中身を隠す)

バスタイムを贅沢に
家にいると逆に全部めんどくさくなってしまう人が多いようですが、お風呂は一日の疲れや汚れ、こころのもやもやをきれいに流してくれる一番の「オフ」スイッチ。
女医の友利新先生もYouTubeチャンネルで心地よい睡眠とお風呂の関係性をお話されていましたが、いつもシャワーで済ませている人にもぜひお風呂にゆっくりつかることをおすすめしたいです。
小学生のころからバスソルトにこだわり毎日湯舟をかかさなかったマセガキ育ち&ドイツでバイヤーをしていた私のおすすめは、クナイプのバスソルト。
古代海水から伝統製法で作られるミネラルたっぷりの塩と天然の精油で作られており、肌にもこころにも確かに効いてくれます。
私は「つかる睡眠薬」と呼んでいる「グーテナハト」(ホップ&バレリアンの香り)を枕元にもおいています。
寝る前にすっと吸い込むと驚くほどぐっすり眠れますし、塩って清まる感じもする…
普段は蓋をしておけば、香りも長持ちします。

いつもボトル買いしていますが、いろんな香りを試してみたい方はこちらのお試しセットが種類数も1パックあたりの価格もおすすめです。


プチプラではないけど、サボンのボディスクラブも定番のおすすめ。
オランダで出会ってから10年近く使っていますが、香りも肌のすべすべ感もここまで素晴らしいものが他にない。
食器に外食感を

ランチも家でとることがほとんどになると気分転換がしづらかったりしますよね。
私はランチ用と決めてIKEAの食器をそろえています。プチプラでも、気に入ったデザインのものをそろえて特別感を出すと、家でのランチもちょっと楽しくなります。
写真の「STRIMMIG(ストリミグ)」シリーズはプレートが299円、ボウルが199円などお手頃なのに和洋なんにでもあうデザインと形状が素晴らしくておすすめです。
カトラリーもカフェっぽいものを選ぶとテンションが上がります。
無印良品がとくにおすすめですが、最近は機内食用カトラリーにはまっています。
少し小さめなのでゆっくり食べができるし、プチ旅行気分がすごく楽しい・・・!
この丸っこいステンレスのフォルム、わくわくします。
香りを味方につける
懐かしい香りで胸がぎゅっとなる経験、ありませんか?
脳にダイレクトに結びつく、香りをオンオフのスイッチにするのも、心に効果のあった方法のひとつです。
仕事用、と決めたコロンを使うのもありですが、お手軽&仕事が終わったら洗い流せるハンドクリームで取り入れるのが個人的にとってもおすすめ。


少し高くて手の出ない香りも、ハンドクリームなら気軽に。
ローラメルシエのアンバーバニラも、サボンのパチョリラベンダーバニラも2000円以内で買うことができるので「仕事用」と決めて愛用しています。
デスクワークでつっぱりがち&手洗い習慣でかさつきがちな手をいたわるのにもぴったりです。
まとめ
在宅勤務や自粛でストレスフルな毎日。
お金や手間をあまりかけずに、無理のない範囲で色々工夫するだけでも過ごしやすさが大きく変わります。
自分の心地いい方法が一番ですが、気になるものがあったらぜひ取り入れてみてください。
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