
「無重力リップ」と話題になった、ADDICTION(アディクション)の「ザ マット リップ リキッド」。
まるでつけていないような軽さと、ティントじゃないのにとにかく落ちにくいことで発売後すぐに人気に火がつきましたよね。
人気色の「ローマンシエナ」はじめイエベ向けのカラーが多かったのですが、今年8月に発売された新色5色に、待望のブルベ神色が…!

018 Devious Red(ディヴィアス レッド)が、秋冬にぴったりの深みのあるぶどうレッド。
買ってみたら実物は公式写真の100倍可愛い!!
とにかくどんな時にどんなつけかたをしても肌が白く見えて最高なので、ぶどうリップマニアのブルベ夏冬民が正直レビューします。
どんな濃淡でつけても秋冬に似合う色白透明感肌。

指でぼかすぽんぽん塗りでも、チップでしっかりつける塗り方でも、黄みを一切感じさせない青みのレッドに発色します。
かといって青みや紫が強すぎることもないので、顔色が悪くなることもない。
カシスジャムにひとさじブラックカラントを落としたような深みで、秋冬のメイクにぴったりなクラシカルカラー。
「ワイン色」と書かれているリップって、薄くのばしたときにえび茶色のような黄みが出てしまうものもある中で、この018番 Devious Redは、どんな濃さでつけてもブルベ肌を透明感のある色白肌に見せてくれる本当に綺麗なぶどう色です。
白雪姫から毒リンゴまで。1本で自在に濃淡を楽しめる
公式写真もパッケージも一見、
「ヴィランズになってしまうのでは・・・」
と思ってしまうインパクトがありますが、本当に発色ものびもいいリキッドなので、自由自在に濃さが調整できます。

薄くぼかすようにつけるとピュアさも感じる、白雪姫のような深みのピンクレッドに。
しっかりめにつけると秋冬の英国風やクラシカル、ゴシックな装いに似合う毒リンゴ(でも、怖くならない)のような、熟した果実色に。

少し落ちやすくなりますが、ジャータイプのリップやグロスと混ぜてもぶどう感が残りつつ、りんご飴みたいなツヤが出てかわいい、
どんな濃淡でつけても、ほんのひとさじの黒と青みが出ますが、ほどよい赤の血色感がいちばんしっかり入っているので、顔色が悪くなったり、くすんだりが一切ないのが本当に絶妙で素敵な色です。


PCやスマホの見え方にもよると思いますが、公式サイトの画像よりも実物はぶどう感があります。
そして「指で塗布」バージョンより薄くつけることもできるので、ブルベ夏の秋冬メイクにも使いやすいと思います。(私もファーストがブルベ夏で、濃すぎる色は苦手です)
少量でかなり発色がいいので、チップで塗布はコスプレでもない限りちょっと濃すぎるかも?
ファーストが夏の私はチップの先端についた量だけでじゅうぶんなので、100年くらいもちそうな勢いです。
マットだけどほんのりつや。乾燥見えしないテクスチャー
「ザ マット リップ リキッド」という商品名ですが、ほかの落ちにくい系マットリップと比較するとほんのりツヤがあり、乾燥しにくいです。

ワセリン、ムルムルバター、カカオバター、ローズヒップオイル、シアバター、はちみつなど保湿成分がしっかり入っています。
私はファーストがブルベ夏でマット系の肌なのでマットすぎるリップがパサついて見えるのですが、これはまったくそんなことがなくつけられます。
また、ティントやマット系で皮むけしやすいタイプですが今のところ唇への負担は感じていません。
人気のぶどうリップ「レブロン バームステイン005(クラッシュ)」と比較

ブルベの神ぶどうリップとして人気のレブロン バームステイン005(クラッシュ)。
私も、ティントじゃないのに落ちにくい&ベースメイクを頑張るよりずっと肌が綺麗に白く見えるのでどんなぶどうリップを買っても戻ってきてしまいもう3年近く愛用しています。
(会社にもおいてます・・・)
そんな中「ザ マット リッ プリキッド018」は初めて、レブロンの005と一緒に「一軍ボックス」に入ったぶどう色。

同じ濃さになるようにつけてみると、青みや赤みは同等くらいですがザ マット リップ リキッド018の方が「黒」を落としたようなダーク感があります。
レブロン バームステイン005がぶどうジャムとすると、ひとさじブラックカラントを足して煮つめたような色です。

メイクリムーバーで軽くひとなでしたところ。
ザ マット リップ リキッド018は深みをそのままに薄くなる感じ、レブロン バームステイン05はピンクみが残る感じです。
(ティントのような蛍光感・ピンク浮きはありません)
一日中つけていたときの色の落ち方の参考に。
(2つとも本当に落ちにくいのでこのような落ち方はしませんが、わかりやすいようにリムーバー使用)

ブルベ夏冬・青み吸収族・平たい顔族の私がつけたとき、
レブロンは「ピンクリップかわいいね!」
アディクションは「赤リップかわいいね!」
と言われることが多いです。
ほんとに落ちない?カップとマスクで検証
「とにかく落ちにくい!」と評判の「ザ マット リップ リキッド」ですが、そもそもどれくらい落ちにくいのか・・・?ということで、カップとマスクで検証してみました。
まずは、白いカップ。

リップクリームを薄くつけたあとに、指でぼかし塗り⇒少したってから、お茶を飲んだところ。
正面にうっすら、赤みがついているの、見えますか?
発色からは想像できないくらいカップに付きづらいです。
ティッシュオフしてしっかりマットにしたらさらに付きづらいと思います。
続いてマスク。
仕事で朝10時~20時までマスクをつけていた日のようす。
(途中ランチなどで1,2時間外しています。)

同僚と話したり、会議で話したりと口を動かす機会は多かったですがほとんどついていません。
ランチのあとも塗りなおしなしで、夜まで80%くらいの発色が残っていました。
もちろん摩擦すると少しはついてしまいますし、マスクのサイズや塗り方にもよると思いますが、小さすぎないマスクを選ぶとより綺麗な発色がずっと続くと思います。
ジャータイプのリップなど、こっくりしたものをベースにしてしまうと付きやすくなるので、ザ マット リップ リキッドの落ちにくさを活かすためには、リップクリームはつやの少ない固めのものを薄く、がよさそうです。
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